1カ月以上の海外生活が決まったら。必ずチェックしておきたい事前準備リスト。

短期留学や長期旅行など1カ月以上の海外生活が決まった時に、事前に確認しておきたいリストです。

準備の際に、見逃している内容はないかチェックしてみてくださいね。

パスポートの残存有効期限

滞在国に入国する時点で、パスポートの期限がどれくらい残っているのかチェックしておきましょう。

各国の規定により必要な残存有効期間は違いますが、期限が6カ月以上残っていれば問題ありません。

もし帰国予定日前や、出国直後に期限が切れるようであれば、出発前に更新しておきましょう。

パスポートは有効期間が1年を切ると、更新できます。

また長期滞在中に期限が切れるようなことがあれば、現地の日本領事館でも更新可能です。

パスポートナビ様が詳しく紹介されています。(外部サイト)

ビザ(査証)の必要有無

滞在国、滞在期間、滞在の目的によって各種ビザが必要な場合があります。

ビザを取得する必要があるのか、申請に必要な書類など、滞在予定国の在日本大使館のホームページを確認しましょう。

またビザの取得には数カ月単位で時間がかかる場合があります。

十分な時間の余裕を見て、ビザの申請をしましょう。

滞在先の手配

バックパッカーなどの場合は、現地に渡ってからその日の宿泊先を探すこともありますが、海外初心者にはハードルが高いです。

留学などの場合は学生寮の申し込み、Airbnbなどを使って短期滞在アパートを探す、とりあえずはホテルに宿泊など、どこに、いつまで滞在するのか予定を立てて滞在先を確保しましょう。

また入国審査の際も、どこに滞在する予定なのか聞かれます。少なくとも到着直後の滞在先を決めて、住所や連絡先など提示できるようにしておきましょう。

海外旅行保険

海外ではいつ、どこで、何が起こるか分かりません。

慣れない海外生活で体調を崩してしまったり、盗難や事故にあったりしてしまう可能性は誰にでもあります。

ラビも長い海外生活の中で、体調不良で飛行機をキャンセルしたことが数回あります。観光中の盗難や、急な体調不良で現地の病院に行った知人もいます。

アメリカの高額医療費は有名ですが、海外では日本のように安価ですぐに医療が受けられるわけではありません。

また体調が悪い時に、現地の医療施設を探して予約するのも大変です。

保険に入っていれば、診察の予約や通訳の手配などもしてもらえます。また提携の医療機関であれば、診察料を払う必要もありません

自分は大丈夫と思わず、必ず保険には入っておきましょう。

歯の治療

もし虫歯や歯の痛みがあるなら、出発前に治療しておきましょう!

普段は平気でも、環境が変わったり疲労が溜まったりすると痛みが出てくる場合もあります。

海外では歯の治療は高額な場合も多く、また予約も取りづらいです。

参考までに言えば、ラビの住む国では、1時間の治療で1万5千円、歯石取り1回1万円、親知らずなどの抜歯は一本3万円からといった世界です。

前述の海外旅行保険でも、歯科治療については保証対象外の場合が多いです。

歯科治療も補償する場合は高額になったり、補償内容にも色々と制限があります。

Rabi
Rabi

せっかくの海外生活なのに、歯の痛みに悩まされるのは辛いよね。

安心して海外生活を楽しむためにも、出発前には一度歯医者さんでチェックしてもらいましょう。

クレジットカード

日本ではまだまだ現金払いの割合が多いですが、アメリカ、ヨーロッパなどカード払いが主流の国も多いです。

例えば北欧ではデビットカードでの支払いが一般的です。

デビットカードとは、その場で銀行口座からお金が引き落とされる支払い方法です。

現金と違って手持ちの金額を気にするする必要もなく、クレジットカードのように予算以上に使ってしまう恐れがないので便利です。

また海外ではホテル宿泊の際に、身分証としてクレジットカードの提出を求められる場合があります。

最低でも一枚は持っておいた方がいいでしょう。

その際、マスターカードかVisaなどがお勧めです。

持っていく際は、盗難にあった時にすぐに使用停止できるように、カードの緊急連絡先はかならず控えておきましょう。

JTBのクレジットカードは使えない国もあるので、気を付けてください。

予防接種

渡航先によっては、各種予防接種が必要な場合があります。事前に情報サイトでしっかりと調べて、対処しておきましょう。また期間を開けて複数回打つ予防接種もあるので、十分な時間をもって準備しましょう。

海外渡航のためのワクチン情報(厚生労働省検疫所ホームページ)

常備薬

現地でも薬局などで薬を購入できますが、やはり普段から飲みなれた薬が安心です。

また海外では、日本と同じ薬でも処方箋が必要な場合や、成分が強すぎて副作用が出る場合もあります。痛み止めや風邪薬などは一通り持って行った方が安心です。

  • ロキソニンやバファリンなどの解熱鎮痛剤
  • 風邪薬、咳止め
  • 目の炎症などの抗菌目薬
  • 生理痛の薬など

また現在処方されている薬などについては、担当医に相談して十分な量を持っていきましょう。

海外では食生活がガラッと変わります。油や香辛料が多く使われた料理や、日本とは違う衛生環境などで、便秘・下痢・腹痛、胃もたれなど起きやすくなります。

整腸剤や胃薬などを持っていると安心です。

国際運転免許証

せっかくの海外なので、現地の色んな場所を旅行してみたいと思う人も多いはずです。

滞在地によっては、バスや電車などの公共機関が発達していない場合もあります。

現地でレンタカーなどを借りての移動を考えている場合は、日本で国際運転免許証を取得していきましょう。

日本の運転免許証があれば、指定の場所で簡単に申請して作ることができます。

期間は一年間なので、一度作っておくと便利です。

国際運転免許証の詳細情報(外部サイト カーナリズム様)

航空券

出発日と帰国日が決定したら、早めに購入しましょう。

特に理由がない限り、航空券は往復で予約しましょう。入国審査の際に、帰国のチケットがないと違法滞在などを疑われて追及される恐れがあります。

海外Wifiレンタル

海外でもインターネットが使えないと、色々不便が生じます。

ホテルや学校、カフェなどでWifiが無料で使える場所も多くありますが、やはりいつでもネットが使える環境があると安心です。

1カ月程度の滞在であれば、海外wifiレンタルサービスを利用するのもお勧めです。

ネットで事前に申し込みしておけば、出発の際に空港で機器の受け取り・返却ができます。

ラビは逆に日本に帰国した際に、空港で日本国内用にwifiレンタルを利用していますが、本当に便利です。

以上海外に出発する前に確認しておきたい、チェックリストでした。

Rabi
Rabi

事前の準備をしっかりして、楽しい海外生活を送ってね。

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